大隈重信(下)「巨人」が築いたもの
伊藤之雄 著
大隈内閣は内紛のため四ヵ月で瓦解。苦難の時期を迎えるも、日露戦争後に早稲田大学総長や文明論者として活動、全国を積極的に遊説した。一九一四年に二度目の組閣を迎え、第一次世界大戦という難局にあたり日本の舵を取る。時にポピュリズム的手法を用い、「大平民」政治家として広汎な支持を集めた。下巻は、一九二二年に没するまでの「巨人」の後半生と晩年を辿る。葬儀に「百万人」が駆けつけた大隈の魅力を描き切る。
書誌データ
- 初版刊行日2019/7/22
- 判型新書判
- ページ数392ページ
- 定価1100円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102551-7
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書評掲載案内
・週刊文春2019年10月3日号/堀川恵子(ノンフィクション作家)
・日本経済新聞(朝刊)2019年8月31日/井上寿一(学習院大学学長)
・夕刊フジ2019年8月9日
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