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老いのゆくえ

老いのゆくえ

黒井千次 著

運転免許を返納した。転倒が増えた――。85歳という新たな区切りを超えた作家が描く「老いの日常」。優先席での年齢比べ、一向に進まない本の整理、曲げた腰を伸ばす難しさ、隙を見ては襲ってくる眠気、病気との付き合い方。いずれも70歳代のころとは何かが徐々に変わっている。この先の時間に思いを馳せながら、年齢を重ねるなかで生じる失敗や戸惑い、さらに発見や喜びも余さずつづる、老いの日々のスケッチ。

書誌データ

  • 初版刊行日2019/6/19
  • 判型新書判
  • ページ数256ページ
  • 定価902円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-102548-7

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書評掲載案内

・読売新聞(夕刊)2021年4月24日/「よみうり寸評」
・朝日中高生新聞2020年1月5日/吉野万理子(作家)
・山陰中央新報2019年10月29日/著者インタビュー
・読売新聞(朝刊)2019年9月15日/本郷恵子(中世史学者・東京大学教授)
・夕刊フジ2019年8月28日
・産経新聞2019年8月24日
・日本経済新聞(夕刊)2019年8月13日
・サンデー毎日2019年8月11日号/著者インタビュー
・朝日新聞(朝刊)2019年7月27日/柄谷行人(哲学者)



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