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湯浅邦弘 著
春秋戦国時代、諸国をめぐって自らの思想を説いた思想家たち。彼らの思想は、その後の中国社会の根幹を形づくったのみならず、東アジア、日本においても大きな影響力を持った。一九九〇年代には大量の古代文献が発掘され、これまで謎とされてきた事柄も解き明かされつつある。新知見を踏まえながら、儒家(孔子・孟子)、墨家(墨子)、道家(老子・荘子)、法家(韓非子)、兵家(孫子)などの思想を平易に解説する。