大平正芳「戦後保守」とは何か
福永文夫 著
戦後、「保守本流」の道を歩み、外相・蔵相などを歴任、1978年に首相の座に就いた大平正芳。その風貌から「おとうちゃん」「鈍牛」と綽名された大平は、政界屈指の知性派であり、初めて「戦後の総決算」を唱えるなど、21世紀を見据えた構想を数多く発表した。本書は、派閥全盛の時代、自由主義を強く標榜し、田中角栄、三木武夫らと切磋琢磨した彼の軌跡を辿り、戦後保守政治の価値を問うものである。
書誌データ
- 初版刊行日2008/12/20
- 判型新書判
- ページ数328ページ
- 定価924円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-101976-9
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書評掲載案内
・朝日新聞(朝刊)2020年2月22日/鷲田清一「折々のことば」
・朝日新聞(朝刊)2020年2月1日/福田宏樹(朝日新聞文化くらし報道部記者)
・読売新聞(夕刊)2016年6月13日/森昭雄
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