芥川也寸志 著
リズム、旋律、ハーモニー……。楽譜を用いず、クラシック音楽の接し方を平易かつユーモラスに説く。名作曲家による第一級の音楽入門書。〈解説〉片山杜秀
2025/7/23 刊行
血旅の剣
富樫倫太郎 著
将軍より煬帝討伐の命を受け、謎の美女・朱雀を旅の道連れに、東海道より京をめざす愛之助だが、恐るべき凶敵と対決することになり!? 文庫書き下ろし。
2025/7/23 刊行
堂場瞬一 著
父が殺人を犯し検事への夢を断たれた川上。弁護士として活躍中の彼に、死刑を望む殺人犯の弁護依頼が……。「汐灘サーガ」最終章。著者インタビュー収録。
2025/7/23 刊行
高田在子 著
抜け荷に関わるかもしれぬ水死体の探索で、火盗改が訪ねてくるなど騒然とする「朝日屋」周辺。そんな中、ちはるの行く末にも変化が……。文庫書き下ろし。
2025/7/23 刊行
黒川博行 著
食品会社社長の遺体が車内で見つかった。自殺か、他殺か。暴犯係の刑事・礒野と上坂の緻密な捜査で浮かび上がる真相は。警察小説の白眉!〈解説〉春川正明
2025/7/23 刊行
堂場瞬一 著
両親を殺された真野は、故郷を捨て「深夜喫茶」を営む。客が事故で意識不明に。その少女の身元を探るため、真野は帰郷する――。「汐灘サーガ」第三弾。
2025/7/23 刊行
ドストエフスキー 著/江川卓 訳
カラマーゾフ家の人々の間にさまざまな思惑が入り乱れる中、ついに父フョードルが殺害される。はたして犯人は……。〈巻末資料〉ドストエフスキー著作年譜
2025/7/23 刊行
野村進 著
「楽園」を求めて南の島に渡った日本人の夢と絶望。二つの家族を通して、日本統治下のサイパン島の歴史をダイナミックに描く。〈解説〉池澤夏樹
2025/7/23 刊行
威風堂々
岩室忍 著
天下布武を目指す戦いが各方面で続くなか、摂津守護の荒木村重が毛利に通じて謀反を企てる。木津川では毛利水軍と信長の鉄甲船が激突! 文庫書き下ろし。
2025/7/23 刊行
レイテ湾・硫黄島の戦い
水木しげる 著
昭和十九年、レイテ大海戦を境に大艦隊は永久に姿を消した。生きることを望みながら死んでいった者たちへ、祈りをこめて描く戦記漫画。全三巻。〈解説〉大木 毅
2025/7/23 刊行
満州国外史
星野直樹 著/山室信一 校訂
満洲国の実力者「二キ三スケ」の一角を占めた大蔵官僚による率直な回顧録。執政溥儀、高橋是清、東條英機、岸信介らの人物描写も興味深い、貴重な証言。
2025/7/23 刊行
久生十蘭 著
稀代の発明家・蘭学者、平賀源内。江戸を震撼させる連続殺人、不可能犯罪のトリック、田沼意次暗殺の謀議……。源内先生の推理が冴える!〈解説〉日下三蔵
2025/7/23 刊行
柳原良平 著
サントリー宣伝部の前身で開高健らと多くの伝説的広告を作った著者。回想から広告論まで。イラスト37点収録。〈特別寄稿〉佐治信忠〈巻末エッセイ〉山口 瞳
2025/7/23 刊行
遠田潤子 著
男の子なんやね。本当によかった――。妻の妊娠と母の豹変を機に、平穏だった青川家の崩壊が始まった。身も心も震える圧巻の家族小説。〈解説〉藤田香織
2025/7/23 刊行
三津田信三 編
ホラーの名手・三津田信三が選んだ「本当にぞっとした、今では入手困難な作品」十三篇を収録。また編者の「霧屍疸村の悪魔」も収めた珠玉の一冊。
2025/7/23 刊行