平和主義とは何か政治哲学で考える戦争と平和
松元雅和 著
平和を愛さない人はいないだろう。だが平和主義となるとどうだろうか。今日では単なる理想論と片付けられがちだが、実はその思想や実践は多様である。本書は、「愛する人が襲われても無抵抗でよいのか」「正しい戦争もあるはず」「平和主義は非現実的だ」「虐殺を武力で止めないのは無責任」といった批判に丁寧に答え、説得力ある平和主義の姿を探る。感情論やレッテル貼りに陥らず、戦争と平和について明晰に考えるために。第35回石橋湛山賞受賞作。
書誌データ
- 初版刊行日2013/3/25
- 判型
- ページ数ページ
- 定価902円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102207-3
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受賞歴
★2014年(第35回)「石橋湛山賞」受賞
書評掲載案内
・東京新聞(朝刊)2023年5月2日/松元雅和(政治学者)
・福音と世界2013年8月号/片野淳彦(札幌大学非常勤講師)
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