ホーム > 中公新書ラクレ > 総理の器量
橋本五郎 著
自民党の安倍晋三以降、民主党が政権の座に就いても、総理は満足にリーダーシップを発揮できず、短期間で辞任している。歴代総理と比較して彼らにはリーダーとして何が欠けていたのか。総理の番記者等を長年務めたベテラン新聞記者が、間近で接した三木武夫以降、小泉純一郎に至るまでの政権の内政・外交・抗争の背後にあった政治理念・権謀術数・手練手管等を描き出し、国を背負うリーダーにはどのような資質が必要なのかを考える。