『中央線随筆傑作選』刊行記念トークイベントが開催されました

10月19日(土)、東京・西荻窪の今野書店にて、『中央線随筆傑作選』の刊行を記念して、同書の編者でライターの南陀楼綾繁さんと、地図研究者の今尾恵介さんによる、トークイベントが開催されました。
ご当地・西荻窪、そして中央線をめぐって、ほぼぶっつけ本番スタイルながら、見事なトークラリーが繰り広げられました。

西荻窪駅には、土日は快速が停車しない。
快速線のホームが、週に29%使われないのはいかがなものか? 
同書のなかで、有馬頼寧(「有馬記念」に名を残す)は、自らが「西荻窪」の命名者だと書いているが、確証はない。
井草と荻窪の合成地名である「井荻」のほうが相応しかったのでは?(西武新宿線「井荻」は開業前)

――などなど、興味の尽きない話題が、次々に飛び出しました。

質疑応答でも、会場の熱気は冷めやらず、終演後のサイン会まで、今尾さん、南陀楼さんと来場者との交流が続きました。
ご来場のお客様、配信参加の皆さまに感謝いたします。

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地図バカ 地図好きの地図好きによる地図好きのための本
今尾恵介 著

中央線随筆傑作選
南陀楼綾繁 編

御茶ノ水、四谷、新宿、高円寺、阿佐ケ谷、荻窪、三鷹、国立……。中央線を舞台にした四二編のエッセイ。車窓から人生の断面が浮かび上がる。文庫オリジナル。

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