恐竜大絶滅陸・海・空で何が起きていたのか
土屋健 著
6600万年前、生態系の頂点を極めた恐竜類が地球上から姿を消した。大量絶滅事件の原因は、隕石だとするのが現在の定説である。ただ、その影響は一様ではなかった。突然のインパクトを前に、生存と滅亡の明暗は、いかに分かれたのか? 本書は、恐竜、翼竜、アンモノイド、サメ、鳥、哺乳類などの存亡を幅広く解説。大量絶滅事件の前後のドラマを豊富な図版とともに描き出し、個性豊かな古生物たちの歩みを伝える。
目次
- はじめに
- 第1部 大量絶滅事件、勃発
- 第1章 隕石落下というはじまり―謎多き大事件
- 第2部 滅びに至る物語
- 第2章 陸の王者――恐竜類の1億6000万年
- 第3章 空の主役――翼竜類の1億6000万年
- 第4章 世界の証人――アンモノイド類が歩んだ3億年
- 第3部 滅びを超えた物語
- 第5章 絶滅しなかった海の主――役者は交代するも舞台は続く
- 第6章 恐竜類の生き残り――絶滅と生存の分水嶺
- 第7章 私たちへの道―霊長類、現る
- おわりに
- もっと詳しく知りたい読者のための参考資料
- 索引(種目)
書誌データ
- 初版刊行日2025/5/22
- 判型新書判
- ページ数216ページ
- 定価1320円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102857-0
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