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在野と独学の近代

在野と独学の近代ダーウィン、マルクスから南方熊楠、牧野富太郎まで

志村真幸 著

近代に入り、大学をはじめ研究機関が整備される中、在野で独学に打ちこむ道を歩んだひとびともいた――。本書は、柳田国男に「日本人の可能性の極限」と評された南方熊楠を軸に、ダーウィン、マルクスから福来友吉、牧野富太郎、三田村鳶魚ら、英日の独学者たちの姿を活写する。さらに郵便、辞書、雑誌、図書館といった「知」のインフラやシステムにも着目。彼らの営為と、変化する環境を通し、学問の意味や可能性を探る。

書誌データ

  • 初版刊行日2024/9/19
  • 判型新書判
  • ページ数288ページ
  • 定価1056円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-102821-1

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