生き物の「居場所」はどう決まるか攻める、逃げる、生き残るためのすごい知恵
大崎直太 著
世界は広いが、それぞれの生き物が生きられるのは、ほんの小さな場所にすぎない。ウナギは川底の穴にしか棲めないし、モンシロチョウはいつもキャベツ畑を飛んでいる。生き物の居場所=ニッチは、なぜそこに決まっているのか。これまで餌や配偶者の存在などの理由が考えられてきたが、実は天敵の不在こそが何よりも重要なのだ。生き物たちの巧妙な生き方から、天敵不在と繁殖干渉という、生態学の核心的概念を紹介する。
書誌データ
- 初版刊行日2024/1/22
- 判型新書判
- ページ数296ページ
- 定価1155円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102788-7
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書評掲載案内
・西日本新聞(朝刊)2024年5月11日/松村由利子(歌人)
・読売新聞(朝刊)2024年4月28日/岡本隆司(歴史学者・早稲田大学教授)
・日本農業新聞(朝刊)2024年4月7日
・産経新聞(朝刊)2024年2月25日号/渡邊十絲子(詩人)
・週刊現代2024年1月27日号