浄土思想釈尊から法然、現代へ
岩田文昭 著
阿弥陀仏の極楽浄土に往生し、悟りをえて成仏を目指す浄土教。浄土宗、浄土真宗、時宗などの宗派が属し、日本で最も信者数が多い。なぜこれだけ多くの信仰を集めたのか――。本書は、教えの広がりを「物語の力」に着目する。衆生を救うため誓いをたて阿弥陀仏になった「法蔵説話」、家庭不和を主題とする「王舎城の悲劇」などの経典に描かれた話、法然や親鸞ら開祖の物語を読み解きながら、その思想の本質に迫る。
書誌データ
- 初版刊行日2023/8/21
- 判型新書判
- ページ数240ページ
- 定価924円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102765-8
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書評掲載案内
・週刊仏教タイムス2023年12月14日/名和達宣(真宗大谷派学研究所所員・真宗学/近代見本思想史)
・週刊仏教タイムス2023年12月14日/松尾剛次(山形大学名誉教授・日本仏教史)
・読売新聞(夕刊)2023年10月14日
・図書新聞2023年10月7日