大塩平八郎の乱幕府を震撼させた武装蜂起の真相
藪田貫 著
江戸後期、天保の大飢饉が起こり、深刻な米不足から大坂でも餓死者が続出した。大坂町奉行所の元与力で陽明学者の大塩平八郎は、窮状を見かねて奉行所に救済を嘆願したが容れられず、私塾の門弟らと「救民」を掲げて決起。乱は一日で鎮圧された。自決まで一カ月余り大坂市中で潜伏を続けた大塩の真意は何か。密かに江戸へ送った「建議書」で何を訴えようとしたのか。近年発見の史料もふまえ、幕府を震撼させた事件の全容に迫る。
書誌データ
- 初版刊行日2022/12/20
- 判型新書判
- ページ数288ページ
- 定価968円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102730-6
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・日本歴史2023年4月号
・東京新聞2023年3月11日
・週刊朝日2023年2月10日号/平山瑞穂
・週刊エコノミスト2023年2月7日号/今谷明(国際日本文化研究センター名誉教授)
・図書新聞2023年2月4日号/澤井繁男(作家・元関西大学文学部教授)
・朝日新聞2023年1月14日/田中大喜(国立歴史民俗博物館准教授)