平氏―公家の盛衰、武家の興亡
倉本一宏 著
清盛ら平家一門が権力を握ったのはわずか十数年。だが日本史において平氏の存在感は大きい。「源平合戦」で功績を挙げて鎌倉幕府を支えた御家人(北条氏、梶原氏、三浦氏など)の多くは平氏出身とされ、後世の織田信長も平氏の末裔を称した。本書は、平朝臣の姓を賜った天皇の子孫たちに始まり、朝廷に対して反乱を起こした平将門、公卿・実務官人として京都で活躍した堂上平氏など、公家・武家にわたる平氏の全貌を描く。
書誌データ
- 初版刊行日2022/7/20
- 判型新書判
- ページ数312ページ
- 定価1012円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102705-4
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書評掲載案内
・古代文化2023年6月号/岩橋直樹(埼玉県立文書館学芸員)
・夕刊フジ2022年9月9日
・毎日新聞(朝刊)2022年9月3日/磯田道史(国際日本文化研究センター教授)
・図書新聞2022年9月3日号
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