藤原氏―権力中枢の一族
倉本一宏 著
「大化改新」で功績を残したとされる鎌足に始まる藤原氏。律令国家を完成させた不比等から四家の分立、ミウチ関係を梃子に天皇家と一体化した摂関時代まで権力中枢を占めつづける。中世の武家社会を迎えても五摂家はじめ諸家は枢要な地位を占め、その末裔は近代以降も活躍した。本書は古代国家の成立過程から院政期、そして中世に至る藤原氏千年の動きをたどる。権力をいかにして?み、後世まで伝えていったかを描く。
書誌データ
- 初版刊行日2017/12/21
- 判型新書判
- ページ数320ページ
- 定価990円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102464-0
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書評掲載案内
・しんぶん赤旗2018年4月1日
・東京新聞(朝刊)2018年3月4日
・日本経済新聞(朝刊)2018年2月17日
・読売新聞(朝刊)2018年1月28日/本郷恵子(中世史学者・東京大学教授)
・夕刊フジ2018年1月25日
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