サウジアラビア―「イスラーム世界の盟主」の正体
高尾賢一郎 著
1744年にアラビア半島に誕生したサウジアラビア。王政国家、宗教権威国、産油国の貌を持つキメラのような存在だ。王室内の権力闘争や過激主義勢力との抗争、石油マネーをめぐる利権により、内実はヴェールに包まれている。中東の新興国はいかにして「イスラーム世界の盟主」に上りつめたのか。宗教・経済・女性問題は克服できるか。イスラームの国家観と西洋近代の価値観の狭間で変革に向かう、大国の実像を描き出す。
書誌データ
- 初版刊行日2021/11/18
- 判型新書判
- ページ数224ページ
- 定価902円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102670-5
書店の在庫を確認
SNS公式アカウント情報
書評掲載案内
・週刊エコノミスト2022年2月1日号
・週刊ダイヤモンド2022年1月29日号/佐藤優(作家・元外務省主任分析官)
・週刊文春2022年1月27日号
・読売新聞(夕刊)2022年1月8日/竹田いさみ(獨協大学教授)
・日本経済新聞(朝刊)2022年1月8日