日本の地方議会都市のジレンマ、消滅危機の町村
辻陽 著
最も身近な政治の舞台である地方議会。だが、平成の大合併により議員数は半減、政務活動費などをめぐる不祥事も続き、住民との距離は広がるばかりだ。都市部では、首長と対立すると「抵抗勢力」と批判され、反対に支持すれば単に「追認機関」とされる。一方、過疎地では議員のなり手さえ不足している。本書は地方議会の仕組みやカネ、選挙の実態、そして実は重い職責までを丁寧に描き、いま必要な改革を示す。
書誌データ
- 初版刊行日2019/9/18
- 判型新書判
- ページ数272ページ
- 定価946円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102558-6
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書評掲載案内
・公明新聞2020年2月9日
・北海道新聞2019年12月8日/五野井郁夫(高千穂大学教授)
・改革者2019年12月号/中村祐司(宇都宮大学地域デザイン科学部教授)
・都市問題2019年11月号
・東京新聞(朝刊)2019年11月10日/中村健(早稲田大学マニフェスト研究所事務局長)
・文藝春秋2019年12月号/武田徹(評論家・専修大学教授)
・日本経済新聞(朝刊)2019年10月19日