安楽死・尊厳死の現在最終段階の医療と自己決定
松田純 著
21世紀初頭、世界で初めてオランダで合法化された安楽死。同国では年間6000人を超え、増加の一途である。容認の流れは、自己決定意識の拡大と超高齢化社会の進行のなか、ベルギー、スイス、カナダ、米国へと拡散。他方で精神疾患や認知症の人々への適用をめぐり問題も噴出している。本書は、〝先進〟各国の実態から、尊厳死と称する日本での問題、人類の自死をめぐる思想史を繙き、「死の医療化」と言われるその実態を描く。
書誌データ
- 初版刊行日2018/12/20
- 判型新書判
- ページ数256ページ
- 定価946円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102519-7
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書評掲載案内
・図書新聞2019年7月20日号/小松美彦
・産経新聞2019年4月14日/井口優子(ジャーナリスト)
・女のしんぶん2019年4月10日号
・日刊ゲンダイ2019年2月27日
・北國新聞2019年2月23日ほか(共同通信配信)/徳永進(医師)
・夕刊フジ2019年2月16日
・北海道新聞2019年2月17日
・朝日新聞(朝刊)2019年2月9日
・週刊新潮2019年2月7日号/碓井広義(上智大学教授)
・週刊朝日2019年2月8日号