スターリン「非道の独裁者」の実像
横手慎二 著
「非道の独裁者」――日本人の多くが抱くスターリンのイメージだろう。一九二〇年代末にソ連の指導的地位を固めて以降、農業集団化や大粛清により大量の死者を出し、晩年は猜疑心から側近を次々逮捕させた。だが、それでも彼を評価するロシア人が今なお多いのはなぜか。ソ連崩壊後の新史料をもとに、グルジアに生まれ、革命家として頭角を現し、最高指導者としてヒトラーやアメリカと渡りあった生涯をたどる。
書誌データ
- 初版刊行日2014/7/25
- 判型新書判
- ページ数336ページ
- 定価990円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102274-5
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書評掲載案内
・史学雑誌2016年9月号/石井規衛
・歴史と地理・世界史の研究2015年5月号/角田展子(東京都立青山高等学校主任教諭)
・週刊現代2014年11月8日号/溝口敦(ノンフィクション作家)
・朝日新聞(朝刊)2014年10月12日/保阪正康(ノンフィクション作家)
・毎日新聞(朝刊)2014年9月28日/加藤陽子(東京大学教授)
・東京新聞(朝刊)2014年9月7日
・読売新聞(朝刊)2014年9月7日/田所昌幸(慶應義塾大学教授・国際政治学者)
・週刊東洋経済2014年8月30日号
・日本経済新聞(朝刊)2014年8月3日
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