日清戦争近代日本初の対外戦争の実像
大谷正 著
1894年の夏、日清両国が朝鮮の「支配」をめぐり開戦に至った日清戦争。朝鮮から満州を舞台に戦われた近代日本初の国家間戦争である。清の講和受諾によっていったん終わりをみるが、割譲された台湾では、なお泥沼の戦闘が続いた。本書は、開戦の経緯など通説に変更を迫りながら、平壌や旅順の戦いなど、各戦闘を詳述。兵士とほぼ同数の軍夫を動員、虐殺が散見され、前近代戦の様相を見せたこの戦争の全貌を描く。
書誌データ
- 初版刊行日2014/6/25
- 判型新書判
- ページ数288ページ
- 定価946円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102270-7
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