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河内源氏

河内源氏頼朝を生んだ武士本流

元木泰雄 著

十二世紀末、源頼朝は初の本格的武士政権である鎌倉幕府を樹立する。彼を出した河内源氏の名は武士の本流として後世まで崇敬を集めるが、祖・頼信から頼朝に至る一族の歴史は、京の政変、辺境の假乱、兄弟間の嫡流争いなどで浮沈を繰り返す苛酷なものだった。頼義、義家、義親、為義、義朝と代を重ねた源氏嫡流は、いかにして栄光を手にし、あるいは敗れて雌伏の時を過ごしたのか。七代二百年の、彼らの実像に迫る。

書誌データ

  • 初版刊行日2011/9/25
  • 判型新書判
  • ページ数248ページ
  • 定価880円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-102127-4

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