ホーム > 中公新書 > 辞世のことば

中公新書
辞世のことば

辞世のことば

中西進 著

つひにゆく道とはかねて聞しかどきのふけふとは思はざりしを――。世に知られた在原業平の臨終の歌である。この歌を契沖や本居宣長は死に臨んでの人間の偽りのないまことの心としているが、契沖も万感こもることばを遺し、宣長にも有名な遺言状に添えた「詠草」がある。このように古来、日本人は末期の感懐を様々のことばに託してきた。その中から六〇人を選び出し、死へのまなざしが生んだ純粋な自己発見の姿を探り出す。

書誌データ

  • 初版刊行日1986/12/20
  • 判型新書判
  • ページ数224ページ
  • 定価726円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-100824-4

書店の在庫を確認

オンライン書店で購入


※発売前、品切れ等で指定の購入ページに飛ばないことがあります。予めご了承ください。

SNS公式アカウント情報


web中公新書

中公新書ニュース・トピックス

2025/11/28
『日本終戦史1944-1945』が猪木正道賞正賞を受賞
2025/11/17
「大学生が選ぶ中公新書大賞2026」を開催します
2025/11/10
「第47回 サントリー学芸賞」で当社の書籍が、2作受賞!
2025/10/31
【京都・二条】『名水と日本人―起源から百名水まで、文化と科学でひもとく』(中公新書)刊行記念トークショーのお知らせ
2025/10/23
塩出浩之『琉球処分――「沖縄問題」の原点』(2025年6月刊)が第37回アジア・太平洋賞特別賞を受賞

中公新書ランキングベスト5

総合ランキングベスト5