ホーム > 中公新書 > 絵巻物に見る日本庶民生活誌
宮本常一 著
日本の絵巻物は、時代の民衆生活を知る貴重な宝庫でもある。民衆の明るさを語る「陽気な日本人」から始まり、次いで「人生」「農耕」「人間と動物」「海の生活」「工匠と民具」「旅と交易」「住居」「火と生活」「衣生活」「飲食と生活」「信仰と生活」といった民俗誌的な章立てで、絵巻物に描かれた庶民の生活とさまざまな習俗を読みとる。本書は、多年全国の田舎を隈なく歩き回り、庶民と民俗に愛情深い眼を注ぎつづけた著者の遺著となった。