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漂流する日本政治の深層
伊藤俊行 著
2024/05/22 刊行

川瀬七緒 著
「わたしを裏切ったら許さない。絶対に」ターゲットはあの女、ただ一人。騙すなら、派手に、華麗に、堂々と――。稀代のストーリーテラーが贈る、衝撃のラストにご注意を。
2024/05/22 刊行

Road to イカメシ
紙吹みつ葉 著
一九八九年函館。数学教師の甘利田幸男は《給食道》におけるライバル・粒来と戦っていた。その中、ついに念願の「イカメシ」給食に出会い――!?
2024/05/22 刊行

小泉武夫 著
身近な食材で病気にならないように工夫した先人の知恵に学ぶ。海の幸、山の幸、発酵食品から酒の飲み方まで、当時の料理法、養生法を現在の観点から解説。
2024/05/22 刊行

春日武彦 著
あれはいったい何だったのだろう――精神の暗部に触れる無意味で不気味なものを論じる異色の文学エッセイに、書き下ろしを増補した決定版。〈解説〉朝宮運河
2024/05/22 刊行

コナン・ドイル奇譚集
コナン・ドイル 著/小池滋 監訳/北原尚彦 編
ササッサ谷の幽霊を見た者は呪われる――。囁かれる伝承の真相とは? 幻のデビュー作をはじめ、著者の才が光る珠玉の短篇十四作を収録。〈解説〉北原尚彦
2024/05/22 刊行

世阿弥元清
杉本苑子 著
室町時代、大和猿楽座に生まれた世阿弥は、父が洗練させた能を受け継ぎ、辛苦を重ねて大成させた。その激動の生涯を描く傑作歴史長篇。〈解説〉澤田瞳子
2024/05/22 刊行

谷崎潤一郎 著
離婚にふみきれない中年夫婦の、一見おだやかな日常を古典への愛をとりまぜて描いた傑作。小出楢重の挿画八十余点収載。〈解説〉千葉俊二〈註解〉明里千章
2024/05/22 刊行

橋本治 著
高橋源一郎、浅田彰、茂木健一郎、三田村雅子、田中貴子、天野祐吉。橋本治の多彩な仕事について、各界の第一人者と語り合う。宮沢章夫との対談を増補。
2024/05/22 刊行

小倉山の百人一首
周防柳 著
百人一首にはなぜあれらの和歌が選ばれたのか? 承久の乱前後の史実を煌びやかに描きながらその謎を解き明かす、中山義秀文学賞受賞作。〈解説〉大矢博子
2024/05/22 刊行

事件と探偵小説
坂口安吾 著
「文壇随一の探偵小説通」が帝銀事件や下山事件など戦後の難事件を推理し、クリスティー、横溝正史ほか探偵小説を論じる。文庫オリジナル。〈解説〉川村 湊
2024/05/22 刊行

情報官・鈴木庫三と教育の国防国家
佐藤卓己 著
戦後のジャーナリズム研究で、鈴木庫三は最も悪名高い軍人である。戦時中、非協力的な出版社を恫喝し、用紙配給を盾に言論統制を行った張本人とされる。超人的な勉励の末、陸軍から東京帝国大学に派遣された鈴木は、戦争指導の柱となる国防国家の理論を生み出した教育将校でもあった。「悪名」成立のプロセスを追うと、通説を覆す事実が続出。言論弾圧史に大きな変更を迫った旧版に、その後発掘された新事実・新資料を増補。
2024/05/22 刊行

メディア、選挙、アメリカ
渡辺将人 著
権威主義体制が長く続いた台湾。1996年に総統の直接選挙が始まり、2000年には国民党から民進党への政権交代が実現した。今や「民主主義指数」でアジア首位に立つ。中国の圧力に晒されながら、なぜ台湾の民主主義は強靭なのか。また弱点はどこにあるか。白熱する選挙キャンペーン、特異なメディア環境、多様な言語と文化の複雑さ、そしてあらゆる点で大きな影響を及ぼすアメリカとの関係に注目し、実態を解き明かす。
2024/05/22 刊行

佐藤主光 著
コロナ禍、ウクライナ危機を経てインフレ転換した世界経済。有事対応で財政出動を繰り返した日本は、債務残高対GDP比で先進国最悪である。デフレ下でこそ持ちこたえられた財政には新たな破綻シナリオもよぎる。日本の危機的状況を再確認するとともに、立て直しの方策として、税制と財政ルールの改革、成長戦略、セーフティネット構築、ワイズスペンディングなど5つを提言。未来につなぐ財政民主主義のあり方を問う。
2024/05/22 刊行

黒井千次 著
80代から90代の大台へと足を踏み入れた作家がつづる日常。少しずつ縮む散歩の距離、少量の水にむせる苦しさ、朝ぼんやりと過ごす時間の感覚など、自身に起きる変化を見つめる。移りゆく社会を横目に「ファックス止り」の自分をなぐさめ、暗証番号を忘れて途方に暮れ......。一方、年長者が背筋を伸ばしてスピーチを聞く姿に爽快感を覚え、電車の乗客の「スマホ率」など新発見も。老いと向き合い見えたこと、考えたこと。
2024/05/22 刊行