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月下美人とホイコーロー
安田依央 著
「おりおり堂」に仁が戻り、山田澄香はまさかの「喪女」卒業か――と思われたが、今度はおじゃま虫が現れた。仁の弟で橘グループ総帥候補・孝だ。会社へ戻るよう仁を説得するため「料理を教えてほしい」と店に乗り込んできたのだ。しかしこの男、全く料理をしたことがなくて……。孝&虎之介の料理修業開始!?
2019/11/21 刊行
裏稼業のあとは甘いデザートで
九条菜月 著
美味しいケーキを売りながら、裏では怪盗業を営む異色の洋菓子店で働く陽咲。盗むのは不当に奪われた物だけど、違法行為には違いなく日々モヤモヤが募る。そんな中で初めてウエディングケーキの発注を受けたが、依頼を聞いたパティシエの大空に異変が。更にそれが裏家業にも致命的な影響を与えてしまい?
2019/11/21 刊行
1965-1985
小尾俊人 著
日誌は1961年に始まり97年に終わる。本書では65年から85年までの150冊から翻刻。丸山眞男、藤田省三らとのやりとりが戦後思想史・出版史に新たな照明を与える。市村弘正・加藤敬事の対談収録。
2019/11/20 刊行
国内潮流が決める国際関係
益尾知佐子 著
世界各国と軋轢を起こす中国。その特異な言動は、中華思想、米国に代わる世界覇権への野心などでは説明できない。なぜ21世紀に入り、中国は海洋問題で強硬姿勢に出たのか、経済構想「一帯一路」を始めたのか――。本書は、毛沢東・鄧小平から習近平までの指導者の動向、民族特有の家族観、社会の秩序意識、政経分離のキメラ体制など国内の潮流から、中国共産党を中心とした対外行動のルールを明らかにする。
2019/11/20 刊行
覇権をめぐる400年史
竹田いさみ 著
地球の面積の7割以上を占める海。大航海時代以来、その覇権をめぐって、多くの国々が鎬を削ってきた。スペイン、オランダ、イギリス、二度の大戦を経て頂点に君臨するアメリカ。そして国際ルールへ挑戦する中国......。本書は、航路や資源、国際的な法制度など多様な論点から、400年に及ぶ海をめぐる激動の歴史を描き出す。各国の思惑が交錯し、形作られてきた海洋秩序を前にして、海に囲まれた日本はどう向き合うべきか。
2019/11/20 刊行
刑部芳則 著
古関裕而(一九〇九~八九)は忘れられた名作曲家である。日中戦争中、軍歌「露営の歌」で一世を風靡、アジア・太平洋戦争下のニュース歌謡や戦時歌謡を多く手がけ、慰問先でも作曲に勤しんだ。戦後は鎮魂歌「長崎の鐘」、東京五輪行進曲「オリンピック・マーチ」、映画「モスラ」劇伴音楽と、流行歌からスポーツ音楽まで数々の名曲を残す。戦争、そしてテレビの普及まで、昭和史を彩った彼の生涯をたどる。
2019/11/20 刊行
修道制を駆逐する啓蒙主義
佐藤彰一 著
宗教改革以降、カトリックは修道院での学術活動を活発化させた。人文主義者たちは古典を博捜し、教会史や聖人伝などの文書を批判的に検証する学問が進歩を遂げた。偽書を識別する文献学や文書学、ローマ法の解釈学など、現代の歴史学の基礎がここに形成されたのである。その中核となったのが、サン・モール修道会のマビヨンらであった。啓蒙思想の席巻、宗教と世俗の相剋の間で、歴史と真理を探究した人々の足跡を追う。
2019/11/20 刊行
柳田國男 著
生涯に刊行した単行本一〇一冊に寄せた序文を年代順に初集成。全業績を一望のもとにするオリジナル作品集。全二巻。〈解説〉佐藤健二
2019/11/10 刊行
髙森美由紀 著
イケメンオーナー、お手伝いの美少年、そしてへっぽこ従業員・美玖がお届けする、極旨&やみつき確実のお料理小説をご堪能ください!
2019/11/08 刊行
柳田國男 著
『最新産業組合通解』から『海上の道』まで執筆意図と方法を綴った序文は自作解題であると同時に最良の柳田学入門である。全二巻。
2019/11/08 刊行
田中均 著
一国・大国主義(トランプ、習近平)、過激な主張外交(金正恩、文在寅)がポピュリズムに乗じて勢いを増す中、戦火を交えるわけではない「見えない戦争」が、世界のそこかしこで起きている。静かに迫り来る「有事」と、牙をむく為政者たちに対し、日本はなすすべがないのか? 日米経済摩擦、日米安保協力・基地返還、北朝鮮外交――交渉によって「不可能」を可能にした、日本外交きっての戦略家が、「見えない戦争」を生き抜くための“正確の眼”とメソッドを伝授する。
2019/11/08 刊行
柳田國男 著
民俗学とは何か。表題作ほか「国史と民俗学」「実験の史学」など学問実践の体系化を目指した論考によって「方法としての民俗学」を浮き彫りにする文庫オリジナル論集。折口信夫との対談、生涯と学問について語った「村の信仰」を併せて収める、柳田学入門の決定版。〈解説〉佐藤健二 【目次】 I 日本の民俗学 郷土研究ということ/日本の民俗学/Ethnologyとは何か/日本の民俗学/ 郷土研究の将来 /国史と民俗学/実験の史学/ 現代科学ということ/日本を知るために Ⅱ 柳田国男・折口信夫対談 日本人の神と霊魂の観念そのほか民俗学から民族学へ――日本民俗学の足跡を顧みて Ⅲ 村の信仰――私の哲学
2019/11/08 刊行
日本の「しきたり」のウソ・ホント
島田裕巳 著
イベント好きな日本人に商業主義も忍び寄る……●神社の「二礼二拍手一礼」は伝統的な作法なんかじゃない!●除夜の鐘を全国に広めたのはNHKだった!?●初詣は鉄道会社の営業戦略だった! ●郊外の墓参りはバブルが生んだ年中行事! ●結婚式のご祝儀もお葬式の半返しも伝統なんかじゃない! ●そもそも、クリスマスはキリスト教と関係がない!日本人が「しきたり」と思っている行事には、ごく最近生み出されたものが少なくない。私たちは「しきたり」とどう向き合えばいいのか。神社に掲げられる「二礼二拍手一礼」は伝統的な作法なんかじゃない! 初詣は鉄道会社の営業戦略だった! 郊外の墓参りはバブルが生んだ年中行事! 結婚式のご祝儀もお葬式の半返しも伝統なんかじゃない! そもそも、クリスマスはキリスト教に関係がない! 日本人が「しきたり」と思っている行事には、ごく最近生み出されたものが少なくない。私たちは「しきたり」とどう向き合えばいいのか。「しきたり」の概念を根底から覆す一冊。
2019/11/08 刊行
黒井千次 著
運転免許を返納した。転倒が増えた――。85歳という新たな区切りを超えた作家が描く「老いの日常」。優先席での年齢比べ、一向に進まない本の整理、曲げた腰を伸ばす難しさ、隙を見ては襲ってくる眠気、病気との付き合い方。いずれも70歳代のころとは何かが徐々に変わっている。この先の時間に思いを馳せながら、年齢を重ねるなかで生じる失敗や戸惑い、さらに発見や喜びも余さずつづる、老いの日々のスケッチ。
2019/11/08 刊行
反フランス革命から現代日本まで
宇野重規 著
21世紀以降、保守主義者を自称する人が増えている。フランス革命による急激な進歩主義への違和感から、エドマンド・バークに端を発した保守主義は、今では新自由主義、伝統主義、復古主義など多くのイズムを包み、都合よく使われている感がある。本書は、18世紀から現代日本に至るまでの軌跡を辿り、思想的・歴史的に保守主義を明らかにする。さらには、驕りや迷走が見られる今、再定義を行い、そのあり方を問い直す。
2019/11/08 刊行