光明皇后平城京にかけた夢と祈り
瀧浪貞子 著
大宝元年(七〇一)、藤原不比等の子として生まれ、同い年の聖武天皇と同じ邸宅で育った光明子。やがて皇后となり、天武―文武―聖武と続く皇統の維持が最大の使命となる。だが、長屋王の変、相次ぐ遷都、身近な人々の死など、動乱の荒波は彼女にひとときの安らぎも与えることはなかった。「稀代の女傑」か、慈悲深い篤信の女性か。毀誉褒貶半ばする光明皇后の心奥まで光を当て、天平のヒロインの実像にダイナミックに迫る。
書誌データ
- 初版刊行日2017/10/19
- 判型新書判
- ページ数304ページ
- 定価968円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102457-2
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書評掲載案内
・読売新聞(大坂)2023年10月2日/沢田泰子(文化部長)
・産経新聞(朝刊)2018年4月14日/多川俊映(興福寺貫首)
・週刊読書人2017年12月22日号/木本好信(龍谷大学特任教授)
・朝日新聞(夕刊)2017年12月6日大阪版/著者インタビュー
・読売新聞(朝刊)2017年11月19日/出口治明(ライフネット生命創業者)
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