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源氏物語の結婚

源氏物語の結婚

平安朝の婚姻制度と恋愛譚

工藤重矩 著

平安時代の婚姻制度は法的に一夫一妻制であり、正妻とそれ以外の女性たちとの間には立場・社会的待遇に大きな差があった。恋愛譚としての『源氏物語』は、正妻の座をめぐる葛藤がストーリー展開の要となっており、婚姻制度への正確な理解を踏まえてこそ、はじめて紫の上、明石の君ら、作中人物の心情を深く味わうことができる。一夫一妻制をキーワードに『源氏物語』の構想を読み解く、かつてない試み。

書誌データ

  • 初版刊行日2012/3/25
  • 判型新書判
  • ページ数256ページ
  • 定価924円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-102156-4

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・愛媛新聞2019年10月20日・信濃毎日新聞2019年10月27日ほか(共同通信配信)/河野有理(首都大学東京教授)


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