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日本の小説の翻訳にまつわる特異な問題

日本の小説の翻訳にまつわる特異な問題

文化の架橋者たちがみた「あいだ」

片岡真伊 著

日本文学は「どうしても翻訳できない言葉」で書かれてきた、と大江健三郎は言う。事実、谷崎も川端も三島も、英訳時に改変され、省略され、時に誤読もされてきた。なぜそのまま翻訳することができないのか。どのような経緯で改変され、その結果、刊行された作品はどう受け止められたのか。一九五〇~七〇年代の作家、翻訳者、編集者の異文化間の葛藤の根源を、米クノップフ社のアーカイヴ資料等をつぶさに検証し、初めて明らかにする。

書誌データ

  • 初版刊行日2024/2/9
  • 判型四六判
  • ページ数432ページ
  • 定価2750円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-110148-8

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