日本の歴史問題 改題新版「帝国」の清算から靖国、慰安婦問題まで
波多野澄雄 著
靖国神社、歴史教科書、慰安婦、領土、そして「犠牲者」個人への補償。戦後七五年を超えてなお残る歴史問題。なぜ「過去」をめぐる認識は衝突し、アジア太平洋戦争の「清算」は終わらないのか。本書では、帝国の解体から東京裁判、靖国論争が始まる一九八〇年代、慰安婦や領土をめぐり周辺諸国との軋轢が増す二〇一〇年代以降の歴史問題の全容を丹念に描出。名著『国家と歴史』を改題のうえ全面改稿し、歴史和解の道筋を示す。
書誌データ
- 初版刊行日2022/12/20
- 判型新書判
- ページ数384ページ
- 定価1100円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102733-7
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・読売新聞2023年4月18日/著者インタビュー
・読売新聞2023年3月12日/井上正也(政治学者・慶応大教授)
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