戦国日本の軍事革命鉄炮が一変させた戦場と統治
藤田達生 著
16世紀中頃、戦国日本に伝来した鉄炮。砲術師・鉄炮鍛冶・武器商人により国内に広まると、長槍や騎馬隊が主力だった戦場の光景を一変させた。さらに織田信長は検地によって巨大兵站システムを整え、鉄炮の大量保有を実現。鉄炮や大砲を活用する新たな戦術を野戦・攻城戦・海戦に導入し、天下統一へと邁進した。軍隊や統治のあり方をも変えたこの「革命」が豊臣秀吉、徳川家康と引き継がれ、近世を到来させるまでを描く。
書誌データ
- 初版刊行日2022/3/22
- 判型新書判
- ページ数240ページ
- 定価924円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102688-0
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書評掲載案内
・産経新聞2022年6月12日
・週刊東洋経済2022年6月4日号
・朝日新聞(朝刊)2022年4月30日/田中大喜(国立歴史民俗博物館准教授)