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院政 増補版

院政 増補版もうひとつの天皇制

美川圭 著

院政とはすでに譲位した上皇(院)による執政をいう。平安後期に白河・鳥羽・後白河の三上皇が百年余りにわたって専権を振るい、鎌倉初期には後鳥羽上皇が幕府と対峙した。承久の乱で敗れて朝廷の地位は低下したが、院政自体は変質しながらも江戸末期まで存続する。上皇が権力を行使できたのはなぜか。その権力構造はいかなるものだったか。ロングセラーに終章「院政とは何だったのか」を収録し、人名索引を付した決定版。

書誌データ

  • 初版刊行日2021/4/20
  • 判型新書判
  • ページ数320ページ
  • 定価990円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-191867-3

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