リベラルとは何か17世紀の自由主義から現代日本まで
田中拓道 著
現代のリベラルは「すべての個人が自由に生き方を選択できるよう、国家が一定の再分配を行うべきだ」と考える。リベラルは17世紀ヨーロッパの自由主義から思想的刷新を重ね、第二次世界大戦後は先進諸国に共通する政治的立場となった。しかし20世紀後半の新自由主義や近年のポピュリズムなどの挑戦を受け、あり方の模索が続く。本書は理念の変遷と現実政治の展開を丁寧にたどり、日本でリベラルが確立しない要因にも迫る。
書誌データ
- 初版刊行日2020/12/22
- 判型新書判
- ページ数224ページ
- 定価902円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102621-7
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書評掲載案内
・週刊東洋経済2021年11月20日号
・公明新聞2021年4月19日/新川敏光(法政大学教授)
・週刊金曜日2021年4月2日号/高原到(批評家)
・朝日新聞(朝刊)2021年2月13日/宇野重規(東京大学教授)
・週刊読書人2021年1月1日号/自著紹介