菅原道真学者政治家の栄光と没落
滝川幸司 著
学者ながら右大臣に昇進するが、無実の罪で大宰府に左遷された菅原道真(845~903)。藤原氏の専横が目立ち始めたこの時期、学問を家業とした道真は、英邁で名高く、宇多天皇に見出され異例の出世を果たす。天皇による過大な評価・重用に苦悩しつつも、遣唐使派遣など重大な国政に関与。だが藤原氏の策謀により失脚する。本書は、学者、官僚、政治家、漢詩人として、多才がゆえに悲劇の道を辿った平安貴族を描き出す。
書誌データ
- 初版刊行日2019/9/18
- 判型新書判
- ページ数280ページ
- 定価946円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102559-3
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書評掲載案内
・京都民報2019年11月24日/野村倫子(京都橘大学教授)
・西日本新聞2019年11月9日/松川博一(九州歴史資料館学芸員)
・日本経済新聞(朝刊)2019年11月2日
・夕刊フジ2019年11月2日
・週刊ダイヤモンド2019年10月12日号/佐藤優(作家・元外務省主任分析官)