日本近代文学入門12人の文豪と名作の真実
堀啓子 著
「円朝の落語通りに書いて見たらどうか」と助言された二葉亭四迷は日本初の言文一致小説『浮雲』を生んだ。初の女流作家田辺花圃と同門だった樋口一葉は、最晩年に「奇跡の14ヵ月」と呼ばれるほどの作品を遺した。翻案を芸術に変えた泉鏡花と尾崎紅葉の師弟。新聞小説で国民的人気を得た黒岩涙香と夏目漱石。自然主義の田山花袋と反自然主義の森鴎外。「生活か芸術か」を巡る菊池寛と芥川龍之介。12人でたどる近代文学史。
書誌データ
- 初版刊行日2019/8/21
- 判型新書判
- ページ数296ページ
- 定価990円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102556-2
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書評掲載案内
・日刊ゲンダイ2019年11月6日
・読売新聞(朝刊)2019年10月8日/著者インタビュー
・東京新聞(朝刊)2019年10月1日
・夕刊フジ2019年9月10日