美学への招待 増補版
佐々木健一 著
二〇世紀の前衛美術は「美しさ」を否定し、藝術を大きく揺さぶった。さらに二〇世紀後半以降、科学技術の発展に伴い、複製がオリジナル以上に影響力を持ち、美術館以外で作品に接することが当たり前になった。本書は、このような変化にさらされる藝術を、私たちが抱く素朴な疑問を手がかりに解きほぐし、美の本質をくみとる「美学入門」である。増補にあたり、第九章「美学の現在」と第一〇章「美の哲学」を書き下ろす。
書誌データ
- 初版刊行日2019/7/22
- 判型新書判
- ページ数336ページ
- 定価1100円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-191741-6
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