カラー版日本画の歴史 近代篇狩野派の崩壊から院展・官展の隆盛まで
草薙奈津子 著
開国後、大和絵、狩野派、浮世絵など日本伝統の絵画は、西洋絵画と出遭い、「日本画」と称すようになった。フェノロサに評価された日本画は、岡倉天心、橋本雅邦らが新設の東京美術学校で確立。のちには日本美術院の横山大観や菱田春草らが技法を追究し進展させる。本書は、幕末の横浜浮世絵や南画から、国家主導で堂々たる作品が制作された明治期、そして、今村紫紅に代表されるのびやかな画風の大正期を描く。
書誌データ
- 初版刊行日2018/11/20
- 判型新書判
- ページ数240ページ
- 定価1012円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102513-5
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書評掲載案内
・図書新聞2019年6月22日号/宮田徹也(嵯峨美術大学客員教授)
・朝日新聞(朝刊)2019年5月20日
・神奈川新聞2019年1月13日ほか/渡邊十絲子(詩人)
・日刊ゲンダイ2019年1月12日
・日本経済新聞(朝刊)2019年1月12日/菊屋吉生(美術史学者)
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