仏像と日本人宗教と美の近現代
碧海寿広 著
仏像鑑賞が始まったのは、実は近代以降である。明治初期に吹き荒れた廃仏毀釈の嵐、すべてに軍が優先された戦時下、レジャーに沸く高度経済成長期から、〝仏像ブーム〟の現代まで、人々はさまざまな思いで仏像と向き合ってきた。本書では、岡倉天心、和辻哲郎、土門拳、白洲正子、みうらじゅんなど各時代の、〝知識人〟を通して、日本人の感性の変化をたどる。劇的に変わった日本の宗教と美のあり方が明らかに。
書誌データ
- 初版刊行日2018/7/19
- 判型新書判
- ページ数272ページ
- 定価946円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102499-2
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書評掲載案内
・EURO-NARASIA Q第20号/西田彰一(立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員)
・毎日新聞(夕刊)2019年2月25日/伊藤和史
・サンデー毎日2019年1月27日号/村松友視
・仏教タイムス2018年12月13日号/オリオン・クラウタウ(東北大学准教授)
・朝日新聞(朝刊・関西版)2018年11月21日/著者インタビュー
・毎日新聞(夕刊)2018年10月23日/著者インタビュー
・大法輪2018年11月号
・京都新聞2018年9月24日/著者インタビュー
・読売新聞(朝刊)2018年9月16日/本郷恵子(中世史学者・東京大学教授)
・産経新聞2018年9月16日/畑中章宏(作家)
・日本経済新聞(朝刊)2018年9月15日/橋本麻里(美術ライター)
・朝日新聞(朝刊)2018年9月15日/宮田珠己(エッセイスト)
・山梨日日新聞2018年8月26日ほか/古田亮(東京藝術大学准教授)
・夕刊フジ2018年8月16日