キリスト教と戦争「愛と平和」を説きつつ戦う論理
石川明人 著
世界最大の宗教、キリスト教の信者は、なぜ「愛と平和」を祈りつつ「戦争」ができるのか? 殺人や暴力は禁止されているのではなかったか? 本書では、聖書の記述や、アウグスティヌス、ルターなど著名な神学者たちの言葉を紹介しながら、キリスト教徒がどのように武力行使を正当化するのかについて見ていく。平和を祈る宗教と戦争との奇妙な関係は、人間が普遍的に抱える痛切な矛盾を私たちに突きつけるであろう。
書誌データ
- 初版刊行日2016/1/25
- 判型新書判
- ページ数256ページ
- 定価902円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102360-5
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書評掲載案内
・東京新聞(朝刊)2016年4月9日
・キリスト新聞2016年4月16日
・日本経済新聞(朝刊)2016年4月10日/松本佐保(名古屋市立大学教授)
・公明新聞2016年3月14日/島薗進(上智大学特任教授)
・週刊仏教タイムス2016年3月3日号
・週刊エコノミスト2016年3月8日号/本村凌二(早稲田大学特任教授)
・クリスチャン新聞2016年2月28日
・日本経済新聞(朝刊)2016年2月28日
・読売新聞(朝刊)2016年2月28日/村田晃嗣(国際政治学者・同志社大学学長)
・新宗教新聞2016年2月26日
・朝日新聞(朝刊)2016年2月14日