フランクフルト学派ホルクハイマー、アドルノから21世紀の「批判理論」へ
細見和之 著
ホルクハイマー、アドルノ、ベンヤミン、フロム、マルクーゼ……。一九二三年に設立された社会研究所に結集した一群の思想家たちを「フランクフルト学派」とよぶ。彼らは反ユダヤ主義と対決し、マルクスとフロイトの思想を統合して独自の「批判理論」を構築した。その始まりからナチ台頭後のアメリカ亡命期、戦後ドイツにおける活躍を描き、第二世代ハーバーマスによる新たな展開、さらに多様な思想像の未来まで展望する。
書誌データ
- 初版刊行日2014/10/25
- 判型新書判
- ページ数256ページ
- 定価924円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102288-2
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季刊びーぐる26号(2015年1月)/神山睦美
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日本経済新聞(朝刊)2015年1月11日
神戸新聞2015年1月4日/三谷研爾(大阪大学教授)
図書新聞2014年12月6日