近代日本の官僚維新官僚から学歴エリートへ
清水唯一朗 著
明治維新後、新政府の急務は近代国家を支える官僚の確保・育成だった。当初は旧幕臣、藩閥出身者が集められたが、高等教育の確立後、全国の有能な人材が集まり、官僚は「立身出世」の一つの到達点となる。本書は、官僚の誕生から学歴エリートたちが次官に上り詰める時代まで、官僚の人材・役割・実態を明らかにする。激動の近代日本の中、官僚たちの活躍・苦悩と制度の変遷を追うことによって、日本の統治内部を描き出す。
書誌データ
- 初版刊行日2013/4/25
- 判型新書判
- ページ数368ページ
- 定価1012円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102212-7
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書評掲載案内
・読売新聞(朝刊)2023年10月22日
・東京新聞(朝刊)2018年4月15日/栗原裕一郎(評論家)
・週刊読書人2014年1月3日/大宅映子(評論家)
・年報行政研究2014年5月号/牧原出(東京大学教授)
・日本経済新聞(朝刊)2013年12月29日/清家篤(慶應義塾長)
・共同通信(配信)2013年12月29日/佐藤卓己(京都大学教授)
・北海道新聞(朝刊)2013年12月22日/御厨貴(放送大学教授)
・毎日新聞(朝刊)2013年9月13日/苅部直(東京大学教授)
・週刊東洋経済2013年8月10日号/清家篤(慶應義塾長)
・読売新聞(朝刊)2013年7月15日/中西寛(京都大学教授)
・東京新聞(朝刊)2013年6月30日
・日本経済新聞(朝刊)2013年6月16日/佐々木毅(政治学者)
・読売新聞(朝刊)2013年6月3日
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