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「国語」の近代史

「国語」の近代史

帝国日本と国語学者たち

安田敏朗 著

明治維新後、日本は近代的な統一国家を目指し、ことばの地域差・階層差を解消するため「国語」を創始する。「国語」は国民統合の名の下に方言を抑圧し、帝国日本の膨張とともに植民地・占領地にも普及が図られていく。この「国語」を創り、国家の国語政策に深く関与したのが、国語学者であった。仮名文字化、ローマ字化、伝統重視派、普及促進派などの論争を通し、国家とともに歩んだ「国語」と国語学者たちの戦前・戦後を追う。

書誌データ

  • 初版刊行日2006/12/20
  • 判型新書判
  • ページ数320ページ
  • 定価1100円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-101875-5

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