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オッペンハイマー

オッペンハイマー原爆の父はなぜ水爆開発に反対したか

中沢志保 著

第二次世界大戦中に原子爆弾を誕生させたオッペンハイマー。計画成功でヒーローとなったが、広島・長崎への原爆投下後、「科学者は罪を知った」とくり返し、「私の手は血で汚れている」と震えた。巨大なエネルギーを得た一方、人類を滅亡させうる最大級の矛盾に彼は直面したのである。後に核の国際管理を構想し水爆開発に反対した彼は、赤狩りの渦中で公職から追放される。「原爆の父」と呼ばれた天才物理学者の生涯を追う。

書誌データ

  • 初版刊行日1995/8/25
  • 判型新書判
  • ページ数272ページ
  • 定価1100円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-101256-2

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