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松平定信

松平定信政治改革に挑んだ老中

藤田覚 著

貨幣経済を刺激した田沼時代は商業の活性化に貢献したが、農村、都市双方に疲弊を招いた。浅間山爆発や大洪水という天災もあってその政策は破綻。各地で百姓一揆や打ちこわしが続き、ついには定信の登場となる。彼は内外に危機を抱える幕府の立直しに腐心、直面する課題を慎重に処理して「名君」を称されたが、気紛れな世間に、いつしか保守政治家の烙印を押されて挫折し権力の場を去る。定信の改革政治の軌跡をたどる。

書誌データ

  • 初版刊行日1993/7/24
  • 判型新書判
  • ページ数232ページ
  • 定価1034円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-101142-8

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