ホーム > 中公新書 > 松平定信

中公新書
松平定信

松平定信政治改革に挑んだ老中

藤田覚 著

貨幣経済を刺激した田沼時代は商業の活性化に貢献したが、農村、都市双方に疲弊を招いた。浅間山爆発や大洪水という天災もあってその政策は破綻。各地で百姓一揆や打ちこわしが続き、ついには定信の登場となる。彼は内外に危機を抱える幕府の立直しに腐心、直面する課題を慎重に処理して「名君」を称されたが、気紛れな世間に、いつしか保守政治家の烙印を押されて挫折し権力の場を去る。定信の改革政治の軌跡をたどる。

書誌データ

  • 初版刊行日1993/7/24
  • 判型新書判
  • ページ数232ページ
  • 定価1034円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-101142-8

書店の在庫を確認

オンライン書店で購入


※発売前、品切れ等で指定の購入ページに飛ばないことがあります。予めご了承ください。

SNS公式アカウント情報


web中公新書

中公新書ニュース・トピックス

2025/11/28
『日本終戦史1944-1945』が猪木正道賞正賞を受賞
2025/11/17
「大学生が選ぶ中公新書大賞2026」を開催します
2025/11/10
「第47回 サントリー学芸賞」で当社の書籍が、2作受賞!
2025/10/31
【京都・二条】『名水と日本人―起源から百名水まで、文化と科学でひもとく』(中公新書)刊行記念トークショーのお知らせ
2025/10/23
塩出浩之『琉球処分――「沖縄問題」の原点』(2025年6月刊)が第37回アジア・太平洋賞特別賞を受賞

中公新書ランキングベスト5

総合ランキングベスト5