ゾウの時間 ネズミの時間サイズの生物学
本川達雄 著
動物のサイズが違うと機敏さが違い、寿命が違い、総じて時間の流れる速さが違ってくる。行動圏も生息密度も、サイズと一定の関係がある。ところが一生の間に心臓が打つ総数や体重あたりの総エネルギー使用量は、サイズによらず同じなのである。本書はサイズからの発想によって動物のデザインを発見し、その動物のよって立つ論理を人間に理解可能なものにする新しい生物学入門書であり、かつ人類の将来に貴重なヒントを提供する。
書誌データ
- 初版刊行日1992/8/25
- 判型新書判
- ページ数240ページ
- 定価902円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-101087-2
書店の在庫を確認
SNS公式アカウント情報
書評掲載案内
・産経新聞(朝刊)2024年10月9日
・2024大学入試の今
・中部経済新聞(朝刊)2024年2月3日/池内了(名古屋大学名誉教授)
・東北大学教養教育院・読書の年論2023/秋葉征夫(東北大学名誉教授)
・Newton別冊 科学名著図鑑
・Newton2021年9月号
・図書新聞2020年2月8日号
・Tarzan2019年8月22日号
・読売新聞(朝刊)2018年11月20日/鵜飼哲夫(読売新聞編集委員)
・読売新聞(朝刊)2018年7月29日
・読売新聞(朝刊)2018年5月20日/岡ノ谷一夫(生物心理学者)
・朝日新聞(朝刊)2017年8月12日/鷲田清一
・週刊読書人2014年1月3日号
関連書籍