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医学の歴史

医学の歴史

小川鼎三 著

医学は人類の歴史とともに古い。呪術にたよっていた古代人の薬草発見を医学のあけぼのとすれば、ヨーロッパにおける大学の誕生と人体解剖こそ近代医学の第一歩である。東洋医学の伝統をうけついできた日本の医学はまた、蘭学の伝来によって急速に近代医学へと発展した。本書は、日本の医学の歩みを東洋と西洋との接点としてとらえながら、異なる人命観によって独自の道を進んだ東洋医学と西洋医学の歴史を説く。毎日出版文化賞受賞。

書誌データ

  • 初版刊行日1964/4/30
  • 判型新書判
  • ページ数264ページ
  • 定価792円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-100039-2

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