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政党政治を見透した軍人政治家
手嶋泰伸 著
日清戦争では砲術家、日露戦争では連合艦隊参謀長として名望を集めた加藤友三郎。第1次世界大戦期には8年にわたり海相を務め、巨大な「八八艦隊」作りに奔走する。だが大戦後、ワシ…
2025/4/7 刊行
幻蒼世界の過去と未来
溝井裕一 著
人はなぜ水族館を作ったのか。そして水族館の水槽はなぜ青く見えるように作られるのか。数々の問いとともに、人を幻想的な世界へと誘う水族館。古代から現代まで、人が水族館を介して…
2025/3/24 刊行
古川隆久 著
近代日本において、西洋音楽は「動員」と「和解」の2つの役割を担った。これを一身に体現したのが本書の主人公、京極高鋭である。京極は、戦前は国民精神総動員の方針のもとに作られ…
2025/3/24 刊行
日本国憲法第一条をめぐる闘い
小宮京 著
昭和天皇が「象徴」を受け入れたという「聖断」は存在するのか――。日本国憲法の基本原理の一つである国民主権の成立過程を追うなかで発見された資料には、昭和天皇のそれとは逆の真…
2025/1/8 刊行
なぜ民主主義国で二世指導者が生まれるのか
岩崎育夫 著
フィリピンやパキスタンのように、民主主義国であっても指導者一族が権力を握るのはなぜか。タイやミャンマーのように、軍政と民主政が繰り返されるのはなぜか――。アジア諸国の近代…
2024/11/7 刊行
同時代史の試み
有馬学 著
戦後八〇年――。列島史レベルの社会変動を経験したこの時代をどう理解するか。敗戦の年に生まれた著者が、時代を照らし出した書物――小学校の教科書、むのたけじ『たいまつ十六年』…
2024/9/19 刊行