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哲学誕生
内山勝利 編
哲学ということばは「ピロソピア(愛知)」に由来します。ギリシア人はこの世界の多様性ばかりでなく、そもそも世界が存在することに驚き、その成り立ちと仕組みに思索を凝らしたのです。ものごとの原理を徹底的に考えるという哲学の根本姿勢がここに生まれました。ミレトス学派からソクラテス・プラトン・アリストテレスにいたる古代ギリシア哲学創成期の歩みを辿り、西洋における哲学的思索の誕生と開花の多様なドラマを跡づけます。
2008/02/25 刊行

塩尻~妻籠
笹沢左保 著
木枯しの音を道連れに、中山道を足まかせ。宿場に巣くう悪人たちに、独り敢然と立ち向かう。行く手は白刃の修羅のなか――孤高の一匹狼、木枯し紋次郎が木曽路を往く。名作「街道シリーズ」第二弾
2008/02/22 刊行

粕谷知世 著
お雛様や、お人形とも話せた幼い日々、病弱な弟を抱える家族の中で、ひとり孤独を感じていた頃、将来が見えず惑い苛立った思春期。少女・風美にめぐる季節を切り取り、誰もが、心のなかに大事に持っている〝あのころ〟の物語を描き出す。期待の新鋭、初の文庫化!
2008/02/22 刊行

大石英司 著
「北方領土の無血占領」という奇跡から一夜。武力奪還を目指すロシアは戦爆連合部隊を派遣する。オホーツク海での交戦の末、自衛隊パイロット二名がサハリンへ漂着。サバイバルの行方は?
2008/02/22 刊行

佐々木高行日記にみる明治政府と宮廷
笠原英彦 著
維新の一大理念であるはずの天皇親政は、明治政府誕生後間もなくして形骸化した。事態を憂慮した天皇側近の元田永孚、佐々木高行らの侍補グループは、名実ともに実効ある親政とすべく、薩長藩閥政府に対峙する。本書は、明治天皇から「左右ニ陪シテ誠ニ進規ニ尽ス」の御沙汰を下賜された数少ない維新官僚・佐々木が残した膨大な日記を読み解き、その親政論の政治的意義を明らかにするとともに、当時の政府と宮廷の状況を描出する。
2008/02/08 刊行

小池真理子 著
急逝した親友の不倫相手と飲んだのをきっかけに、エリカは、彼との恋愛にのめりこんでいく。逢瀬を重ねていった先には何が……。現代の愛の不毛に迫る長篇。
2008/01/25 刊行

ウィリアム・H・マクニール 著 増田義郎/佐々木昭夫 訳
俯瞰的な視座から世界の文明の流れをコンパクトにまとめ、歴史のダイナミズムを描き出した名著。西欧文明の興隆と変貌から、地球規模でのコスモポリタニズムまで。
2008/01/25 刊行

ウィリアム・H・マクニール 著 増田義郎/佐々木昭夫 訳
世界の各地域を平等な目で眺め、相関関係を分析しながら歴史の歩みを独自の史観で描き出した、定評ある世界史。ユーラシアの文明誕生から紀元一五〇〇年までを彩る四大文明と周縁部。
2008/01/25 刊行

ルネサンスと地中海
樺山紘一 著
地中海から大西洋へ――二つの海をめぐって光と影が複雑に交錯する。ルネサンスと大航海、燦然と輝いた時代を彩る多様な人物と歴史を活写する。
2008/01/25 刊行

会津藩士・秋月悌次郎
中村彰彦 著
幕末の会津藩に、「日本一の学生」と呼ばれたサムライがいた。公用方として京で活躍する秋月は、薩摩と結び長州排除に成功するも、直後、謎の左遷に遭う……。
2008/01/25 刊行

会津藩士・秋月悌次郎
中村彰彦 著
朝敵とされた会津を救うため、復帰した秋月に戊辰戦争の苦難が襲う。ラフカディオ・ハーンに「神のような人」と評されたサムライの物語。〈解説〉竹内 洋
2008/01/25 刊行

アブラハムから中東戦争まで
高橋正男 著
イスラエルという民族名は、紀元前十三世紀のエジプトの碑文にはじめて登場する。文明が交錯する東地中海沿岸部では、さまざまな民族が興亡してきた。そのなかで、イスラエル(ユダヤ)民族はバビロニア捕囚やローマ帝国による迫害など、民族流亡の危機を乗り越え、第二次世界大戦後に再び自らの国を持つに至った。本書は、民族の祖とされるアブラハムから中東戦争後の現在まで、コンパクトに語る通史である。
2008/01/25 刊行

歴史を動かした「貧者のパン」
伊藤章治 著
南米生まれのジャガイモは、インカ帝国滅亡ののち、スペインに渡った。その後、フランスやドイツの啓蒙君主たちも普及につとめ、わずか五百年の間に全世界に広がった。赤道直下から北極圏まで、これほど各地で栽培されている食物もない。痩せた土地でも育ち、栄養価の高いジャガイモは「貧者のパン」として歴史の転機で大きな役割を演じた。アイルランドの大飢饉、北海道開拓、ソ連崩壊まで、ジャガイモと人々をめぐるドラマ。
2008/01/25 刊行

花の都の二千年
脇田修/脇田晴子 著
桓武天皇により平安京遷都が行われて以来、京の都は千年もの長きにわたり日本の中心だった。貴族の邸宅や寺社が立ち並び、都市の基礎が作られた王朝時代。武家政権が興り戦乱の舞台となるとともに、商工業が発展した中世。豪商が生まれ、学問・文化の興隆著しかった近世。今も多くの人が訪れる寺社・名所の縁起をひもときつつ、花の都と詠われた京の歴史を一望する。カラーの歴史地図を付した。
2008/01/25 刊行

神との対話
中川純男 編
中世は「暗黒時代」ではありません。古代の豊かな遺産を受け継ぎ、独自の充実をもたらしました。また、哲学はつねに神学に従属していたわけではなく、むしろ相互の緊張関係と触発のなかから精緻かつ壮大な体系が生まれました。ビザンツ世界の動向やイスラーム哲学の達成、さらに西方と東方との交流にも目を配りながら、古代教父思想からスコラ学の総合を経てドイツ神秘主義にいたる流れを概観し、近・現代の母胎としての中世を明らかにします。
2008/01/25 刊行