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刑事の挑戦・一之瀬拓真
堂場瞬一 著
オフィス街で爆破事件発生。事情聴取を行った一之瀬は、企業脅迫だと直感する。昇進前の功名心から担当を名乗り出るが……。〈巻末エッセイ〉若竹七海
2015/05/25 刊行

日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか
筒井淳也 著
男性中心の労働環境のため女性が活躍しづらく、少子化が深刻な日本。仕事と家族のあり方は限界にきている。一方、「大きな政府」を代表するスウェーデンと「小さな政府」を代表するアメリカは正反対の国と思われがちだが、実は働く女性が多く、出生率も高いという点で共通している。それはなぜか。歴史的な視点と国際比較を通じて日本の現在地を示し、目指すべき社会を考える。この国で働き、家族と暮らす全ての人へ。
2015/05/25 刊行

古代駅路から高速道路へ
武部健一 著
邪馬台国の頃には獣道しかなかった日本列島も、奈良時代になると幅12mの真っ直ぐな道が全国に張りめぐらされ、駅馬の制度が設けられた。中世には道路インフラは衰退したが、徳川家康は軍事優先から利便性重視に転換して整備を進める。明治以降は奥羽山脈を貫くトンネルを掘った三島通庸、名神高速道路建設を指揮したドルシュなど個性溢れる人物の手によって道路建設が成し遂げられる。エピソード満載でつづる道路の通史。
2015/05/25 刊行

清教徒・名誉革命からエリザベス2世まで
君塚直隆 著
17世紀、王の絶対君主政への信奉は、清教徒・名誉革命を誘発し議会の権限が増す。18世紀半ば以降の産業革命下、内閣・政党が政治の主導権を獲得。グラッドストンら優れた政治家も現れ、19世紀、ヴィクトリア女王の時代は「世界の工場」かつ「最強国」となった。だが20世紀に入り、二つの世界大戦で国家は疲弊。経済停滞は「英国病」と揶揄された。本書は、近代化の胎動から、サッチャー、ブレアらが登場する現代までを描く。
2015/05/25 刊行

古代ブリテン島からエリザベス1世まで
君塚直隆 著
5世紀以降、ケルト人を駆逐しアングロ・サクソン人が定住したブリテン島。11世紀、大陸のノルマン人が征服するが、常にフランス領土を求め戦争を繰り返した。その間、島内では諸侯が伸張。13世紀にはマグナ・カルタを王が認め、議会の原型が成立する。その後も百年戦争の敗北、教皇からの破門と、王の権威低下が続いた。上巻は、大陸に固執する王たちを中心に、16世紀半ばイングランドにエリザベス1世が君臨するまでを描く。
2015/05/25 刊行

第Ⅰ部 放浪の戦士2
茅田砂胡 著
卑劣な陰謀によって偽王の濡れ衣を着せられ逃亡する男・ウォル。異世界から落ちてきた少女・リィ。孤独な魂の邂逅からはじまった旅に志を同じくする仲間たちが結集、国王軍が結成された。だが、首都コーラルを目指し進軍する彼らを待ち受けるのは、敵の大軍と悪辣な罠なのだ――。
2015/05/25 刊行

光原百合 著
オリュンポスの神々の賭けにより、〝魔物退治〟に挑むことになった英雄の子テレマコスと美しき吟遊詩人ナウシカア。人類の命運を背負う二人が辿る波瀾の道行き、非力な人間の思いもかけない力、若き男女に芽生える恋の予感……構想二十年余、ギリシア神話をベースに織り上げた、絢爛たる愛と冒険のタペストリー。
2015/05/25 刊行

刑事の挑戦・一之瀬拓真
堂場瞬一 著
丸の内のオフィス街で爆破事件が発生。現場の物流企業で事情聴取を行った一之瀬は、企業脅迫事件と直感する。昇進前の功名心から事件担当を名乗り出ると、教育係の藤島からは一人でやれ、と突き放されてしまった。管内で新たに殺人事件も起き……。新米刑事・一之瀬に、自立の刻が訪れる。現代社会を鮮やかに描きだす、進化する警察小説。〈刑事の挑戦・一之瀬拓真〉シリーズ第3弾、登場!
2015/05/25 刊行

ナイトランナーⅥ
リン・フルエリン 著 浜名那奈 訳
ついに環状壁の内側で《眠り死病》が発生、時を同じくして王位を巡り対立する貴族が原因不明のまま死亡する例が続出――王都は混迷を極めていた。サージルとアレクも暗殺者に狙われ撃退するも、誰の差し金かわからない。ついに友人までもが病に倒れた。一刻を争う状況で治療の手がかりを探る二人は、貧民街に出没する謎の連中、《カラス》の存在を突き止めるが……。リーミニー・キャットの王都の冒険、終幕!
2015/05/25 刊行

皇旗はためくもとで
佐藤大輔 著
近衛中佐・新城直衛は捕縛に現れた騎兵中隊を瞬時に無力化し、直ちに聯隊に復帰。賊徒より皇宮を奪還し陛下の御宸襟を安んじ奉るべく、〈近衛嚮導聨隊選抜龍挺隊〉を編成、宮城突入を下命した。市街全域を叛乱軍が制圧し、五将家の策謀が蠢くなか、新城は自らの手で血路を拓く! 皇都動乱、遂に決着!!
2015/05/25 刊行

茅田砂胡 著
出産を控えたジャスミンが、ケリーに別居を申し出た。そして総帥代理を務めるようにとクーア本社の会長室に追いやってしまった。するとケリーの周囲には不自然な事故が続き、重役連中は露骨な抱きこみ工作を画策する。連邦警察に目をつけられ、さらには海賊時代の過去を知る男までが出現……。だが予想もしなかった方向から事態は急展開に――!
2015/05/25 刊行

皇国の守護者外伝
佐藤大輔 著
華統国の侵攻により危機に瀕したアスローンが友邦〈皇国〉に支援を要請。観戦武官として派遣されていた皇国水軍少佐は、御雇外国人将校ながらシンジョウ級強砲艦〈グランディリオ・シンジョウ〉の艦長に任じられ、姉妹艦〈プリナスキ・ユーリア〉以下十隻を超す艦隊を率いて敵陸上拠点の砲撃に向かうが……!? 中公文庫『皇国の守護者9』所収。
2015/05/25 刊行

幣原喜重郎 著
大正末期から昭和初期にかけて二度にわたり外務大臣を務め、「幣原外交」とよばれる国際協調政策を推進した外交官は、敗戦後に総理大臣に就任する。「未来永劫」戦争をしないとの「信念」から新憲法に軍備放棄を盛り込んだという著者が綴る貴重な外交秘史。〈解説〉筒井清忠
2015/05/25 刊行

高橋義夫 著
遊郭街で発生した火事。焼け跡から見つかった首なし死体は、どうやら、狸斎の盟友・新野耕民の死と関わりがあるらしい。笹野藩内では仇討ちを耕民の息子にけしかける者が増え、不穏な雰囲気がただよう。事件を調べていた狸斎は、藩政の裏で跋扈する暗殺集団「黒手組」と全面対決することに――。「御隠居忍法」シリーズ完結篇。
2015/05/25 刊行

あやめゆう 著
被験者諸君、これは異能実験(ヴァリアント・エクスペリメント)だ。ルールは簡単。一枚ずつ渡したカードを奪い合え。ゴール地点でのカードの数に応じて賞金が出る――PDA(携帯情報端末)に示される位置情報と使い魔(ファミリア)の異能感知能力のみを頼りに、孤島に集められた異能者たちの命懸けのバトルが始まった!黒猫に連れられ参加することにした便利屋・式条マコトは……
2015/05/25 刊行