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〈新装版〉
田辺聖子 著
「ああしんど」「あかん」「わやや」……。大阪弁独特のこうした言い回しのなかには、大阪人のどんな真情がひそんでいるのか。千年もの間、磨き抜かれた社交技術の粋ともいえる京の言語文化と、三百年の伝統ある商都の知恵を併せ持つ大阪弁。その魅力と、大阪弁を育んだ精神風土を明らかにするエッセイ。〈解説〉長川千佳子
2020/07/22 刊行

増補新版
結城昌治 著
歴代直木賞受賞作中の白眉である(浅田次郎『コレクション戦争と文学11 軍隊と人間』解説より)敵前逃亡・奔敵、従軍免脱、司令官逃避、敵前党与逃亡、上官殺害。陸軍刑法上、死刑と定められた罪により、戦地で裁かれ処刑された兵士たち。戦争の理不尽を描いた直木賞受賞作に著者の自作再読エッセイを収録した増補版。〈解説〉五味川純平〈巻末エッセイ〉川村湊
2020/07/22 刊行

高座のホームズ
愛川晶 著
天女のように美しく、質素で健気な若い妻。その完璧な笑顔の裏に隠された秘密とは!? テレビやラジオで落語が大人気だった、賑やかなりし昭和五十年代。女に金に、そして芸の道に悩める噺家たちが、今日も探偵・林家正蔵(のちの彦六)の住む長屋へとやってくる。笑いと人情にあふれた無類の落語ミステリー第四弾。文庫書き下ろし〈解説〉広瀬和生
2020/07/22 刊行

アリストテレスから生殖技術、AIまで
品川哲彦 著
善と正の違いは何か。権利と義務の関係とは――。本書は、倫理学の基礎からはじめて、法、政治、経済、宗教と倫理を関連づけながらその意義を再考する。アリストテレスやカントらによる5つの主要理論を平易に概説。さらに、グローバル経済、戦争、移民、安楽死、環境破壊、人工知能など現代社会の直面する難題について倫理学の観点から考察する。社会契約論や功利主義にかんする10の図解と26名の思想家のコラム付き。
2020/07/21 刊行

「室町幕府に翻弄された皇統」の実像
石原比伊呂 著
建武三年(一三三六)、京都を制圧した足利尊氏は新天皇を擁して幕府を開いた。後醍醐天皇は吉野に逃れ、二帝が並び立つ時代が始まる。北朝の天皇や院は幕府の傀儡だったと思われがちだが、歴代将軍は概して手厚く遇した。三代義満による南北朝の合一以降、皇統は北朝系が占めた。一見無力な北朝は、いかに将軍の庇護を受け、生き残りに成功したか。両者の交わりをエピソード豊かに描き、室町時代の政治力学を解き明かす。
2020/07/21 刊行

日本存亡を賭けて
大石英司 著
パンデミックと同時に発生した謎の現象「シンク」により、世界は滅亡へ向かっていた。だがその中で動いたのは中国だ。ある天才物理学者の拉致と、また日本の誇る国際リニアコライダー「響」の占領を目論んだのだ。感染症に冒された者が見るという、中国が世界有数の発展を遂げる夢を、「響」を使い現実とすべく日本へ上陸してきた人民解放軍を、土門康平陸軍中将らは排除できるのか?そしてカウントダウンに入った、この世界の命運は――!?
2020/07/20 刊行

12社54冊 読み比べ
池上彰/佐藤優 著
まさか、教科書が、こんなに進化しているとは! 最強の学びなおしツールを読み解いた。いまどきの中学校教科書はすごい。「なぜ、勉強しなくちゃいけないの?」と心が折れかけた子どもたちにも楽しく学べる工夫に満ちているから、長いこと勉強と無縁だった大人が学び直すのにも最適のツールといっていい。地理、歴史、公民、理科、国語、数学、英語、そして道徳まで。激動の世界を爆走し続ける池上彰、佐藤優の両巨匠が12社54冊を読み解いた。中学校教科書で足元を固めよう。ポストコロナ世界、AI社会を生き抜くためには、付け焼刃の知識じゃ太刀打ちできない。基礎力を鍛え直せば社会の深層が見えてくる。【公民】自分を支配する社会のシステムを再点検しよう【理科】日常を成立させる科学の基礎を理解する【地歴】世界を鷲掴みにするために、地理と歴史は欠かせません
2020/07/20 刊行

No.1546[「相続」でモメない、泣かない、損しない]
※『表紙の私』の友近さんの写真は掲載されておりません。インタビューは掲載されています。※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページや特別付録が含まれない場合がございます。※本雑誌はカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。【目次】・表紙・目次・表紙の私 友近・ヤマザキマリ 地球の住民 ・特集 「相続」でモメない、泣かない、損しない・生島ヒロシ×梅宮アンナ パパが遺してくれたものといまも向き合う毎日です・五十嵐明彦 女性が泣きを見ないための相続相談室・加藤和也 母「美空ひばり」のすべてを受け継いだ者として・篠藤ゆり 〈ルポ〉家業を潰したくないから、私が継ぎました・前田けゑ 養子縁組で資産15億円を相続。今、一番ほしいのは「家族」です・〈読者体験手記〉「跡を濁して」旅立ったあの人・伊藤比呂美 ショローの女・吉行和子&関容子 〈最終回・短期集中連載〉往復書簡 みんな思い出の中にいる・友近 背負うものは多いけれど、「笑い」の自由を手に入れた・高橋和枝 火曜日のくま子さん・川谷絵音&小籔千豊 清水ミチコの三人寄れば無礼講・KEIKO ソロとして再デビュー、新たな自分を楽しみたい・朝井まかて 私の書いた本・BOOK・CINEMA・MUSIC・STAGE・ART・女の気になるキーワード 減収家庭への給付&猶予策/飲食店支援サービス・婦人公論FIND&SPEND 心に残す旅・ふくいひろこ ほっこり、京の菓子・ビューティ手帖 ニオイ対策で清潔感アップ!・おでかけランチ・心とからだの養生学 目の不調、放置していませんか?・海外女性通信・中津川りえ 傾斜宮占い・堀義貴 ジャーナリスト・中村竜太郎の「会いたい人に、会いに行く!」・北野武 「ヤワな優しさ」を捨て、「野性」を取り戻せ・池上彰×佐藤優 ポストコロナの時代、教養と学びはどう変わる?・中園ミホ 占いで運気の上下を知ればどんな試練も乗り越えられる・近田春夫×矢野利裕 ジャニーさん没後1年――アイドルたちの「これから」は?・小特集 あるある! ジェネレーションギャップ・〈読者アンケート〉世代間の深~い“溝”を感じた瞬間・泉麻人×能町みね子 そのプライドを捨てて、“違い”を楽しんだもの勝ち・JKになったつもりでやってみよう 「若者ことばテスト」に挑戦!・村山由佳 ロマンチック・ポルノグラフィー・垣谷美雨 もう別れてもいいですか・読者アンケートにご協力ください・年間定期購読のご案内・〈新連載〉純烈・酒井一圭のお悩み相談室 脱衣所からこんにちは・阿川佐和子 見上げれば三日月・インフォメーション&プレゼントボックス・次号予告
2020/07/15 刊行

連携から追放、包囲網へ
谷口克広 著
各地を流浪した足利義昭は、一五六八年、織田信長に奉じられて上洛し、宿願の将軍職に就いた。長らく傀儡にすぎないとされてきた義昭だが、近年では将軍として行使した政治力が注目されている。京都から追放された後でさえ、信長に対抗できる実力を保持していた、とする説もある。上洛後の信長と義昭は果たしてどのような関係にあったのか。強烈な個性を放った二人が、連携から確執、対立へと至る過程を詳述する。
2020/07/10 刊行

史上最長・最強のイギリス君主
君塚直隆 著
1952年に25歳で英国の王位に即いたエリザベス女王。カナダ、オーストラリアなど16ヵ国の元首でもある。W・チャーチルら十数人の首相が仕え「政治的な経験を長く保てる唯一の政治家」と評される彼女は、決して〝お飾り〟ではない。70年近い在位の中で政治に関与し、また数多くの事件に遭遇。20世紀末、その振る舞いは強い批判も受けた。本書はイギリス現代史をたどりながら、幾多の試練を乗り越えた女王の人生を描く。
2020/07/10 刊行

二つのクーデターと史上最大級の惨劇
倉沢愛子 著
一九六○年代後半、インドネシアで二度のクーデターが起こった。事件発生の日付から、前者は九・三○事件、後者は三・一一政変と呼ばれる。この一連の事件が原因となって、独立の英雄スカルノは失脚し、反共の軍人スハルトが全権を掌握する。権力闘争の裏で、二○○万人とも言われる市民が巻き添えとなり、残酷な手口で殺戮された。本書は、いまだ多くの謎が残る虐殺の真相に、長年に及ぶ現地調査と最新資料から迫る。
2020/07/10 刊行

見つけ、名づけ、系統づける動物分類学
岡西政典 著
現在、地球上で名前が付けられている生物は約一八〇万種。だが、まだ数百万から数千万以上もの未知種がいると言われていて、誰でも新種に出会う可能性がある。採集の楽しみから、新種を新種と見抜く方法、動物分類・命名の基本、新種として公式に認められるための論文発表の苦労まで。「珍しい生物」好きが高じて深海生物テヅルモヅルの研究者となり、実際に新種を発見してきた著者が綴る、動物分類学への招待。
2020/07/10 刊行

劇場群像と舞台回想
中村哲郎 著
何と言っても、いい役者面白い、愉しい役者ある時代の、人の世の花だった。躍動する戦後歌舞伎の展開を背に十八代目勘三郎との三十九年間の交流と葛藤を綴る迫真の名エッセイ。七世芝翫、四世雀右衛門、河竹登志夫、ジェームズ・ブランドン、草森紳一、永山武臣、三島由紀夫……昭和平成、逝きし世の劇場群像も浮かび上がる。
2020/07/09 刊行

高橋瑞物語
田中ひかる 著
日本第三号の女医、高橋瑞。女性には閉ざされていた医師への道を切り開き、37歳にしてドイツ留学も果たす。60歳まで医師として活躍、「遺体を解剖し、骨格は標本に」と遺言し、昭和2年に74年の生涯を閉じた。困難に負けず、江戸から昭和を生きぬいた女性医師の姿を伝える。
2020/07/09 刊行

情報コミュニティーの新たな地殻変動
手嶋龍一/佐藤優 著
深い霧に覆われた情報組織、これが公安調査庁だ。一般の目が届かない深層で情報活動を繰り広げ、決して表舞台に出ようとしない組織。逮捕権を持たないため、人の心の襞に分け入るヒューミント(対人諜報)に存在意義を見出している。公安警察や外務省と情報コミュニティーの主導権を競う公安調査庁。インテリジェンスの巨匠ふたりは、その素顔に切り込み、過去の重大事件の裏側を初めて論じてみせた。いま公安調査庁から目が離せない!
2020/07/09 刊行