ホーム > 単行本 > 明治を生きた男装の女医
田中ひかる 著
日本第三号の女医、高橋瑞。女性には閉ざされていた医師への道を切り開き、37歳にしてドイツ留学も果たす。60歳まで医師として活躍、「遺体を解剖し、骨格は標本に」と遺言し、昭和2年に74年の生涯を閉じた。困難に負けず、江戸から昭和を生きぬいた女性医師の姿を伝える。